現在取り組んでいる署名活動

 

福井県・若狭湾原発群の実態と事故を想定した番 組の制作要望署名

2011年  月  日

NHK 大阪放送局

局長 堂元 光 様

福井県・若狭湾原発群の実態と事故を想定した番 組の制作を要望します

貴局の日頃の報道活動に敬意を表します。

さて、2011311日 に発生した東日本大震災についての、貴局の報道に多くの批判を耳にします。また、東京電力・福島第一原子力発電所事故について、東電や政府の発表を無批判 に報道してきたことへの不信感は根強いものがあります。事故以前に行なわれた地震の歴史的検証に基づく科学的な国会質問・公述、福島第一原発への地元団体 の質問等を無視してきた貴局をふくむマスコミへの批判は、より以上に高まっています。それはマスコミの生命である「ジャーナリズムの喪失」を憂う声でもあ ります。 

 福島第一原発事故の恐怖は、二度と招いてはなりません。地震国日本 で、いま54基の原発が存在し、17基が稼動しています。(2011.6.20現 在)

近畿圏に最も近接する福井県・若狭湾沿岸に建設されている原発は「もん じゅ」を含めて14基もあります。(敦賀原発建設段階の2基は除外) 

  この14基の原発のうち敦賀原発1・2号機、美浜原発1・2・3号機、高速増殖炉「もんじゅ」の直下には活断層「浦底断層」があり、山中峠付近で全長 100キロに及ぶ「柳ヶ瀬・関が原断層帯」に合流します。若狭湾一帯が活断層の集中帯でもあります。2004年、文部科学省の地震調査研究推進本部は、こ の断層帯で「マグニチュード7.2程度の地震が発生すると推定され、その際には2メートル程度の左横ズレが生ずる可能性がある」と発表しています。また、 もし両断層帯が連動すれば、マグニチュード8.2という超巨大地震が発生するとも言われています。この原発群の存在自体が関西、愛知県等の住民にはあまり 知られていません。しかも、これらの原発のうち8基が運転開始から30年以上(2基は40年)、老朽化が著しくなっています。死亡事故を含め340件の事 故を起こしています。 
 

 この地域で巨大地震が発生した場合、原発事故による破局的災害を想定 しなければなりません。

福島第一原発事故や世界の原発事故で見られたように、放射線被害は原発 を中心とする同心円地域にとどまらず、風向きや放射能雲等によって遠隔地にも被害が及びます。若狭湾原発群から約100キロ圏の京都・大阪・神戸、名古屋という大都市への被害は当然考え なければなりません。

好評だった貴局の「かんさい熱視線 シリーズ関西と原発」(5.276.3放 送)に続いて、単発番組でなく、多角的な視点から見た若狭湾原発群の実態と琵琶湖放射能汚染を含めた事故想定の検証番組を放送されるよう強く要望します。 いま、近畿の住民は原発の動向に注目し、多くの自治体が「福井原発廃止」に動いています。その動きへの賛否を問う材料にも資すると確信します。

以上

お な ま え

お と こ ろ

 

 

 

 

 

 

 

 

NHK 問題を考える会(兵庫)

連絡先)〒650- 0022 神戸市中央区元町通6−7−6(5F)平和友好センター内

TEL/FAX(078) 351 −0194  西川(090ー5054−7171)

署名用紙を下記リンクに添付しました。
署名のうえ、ご送付いただけたら幸いです。

署名用紙
戦時性暴力  BPO の「意見書」受け入れ、永田・長井さんの名誉回復を求める署名

年   月  日

NHK 会長 松 本正之 様

ETV2001 『戦 争をどう裁くか』 第2回 『問われる戦時性暴力』

放 送倫理・番組向上機構の「意見書」に関する申し入れ書

                            NHK 問題を考える会(兵庫)

                                                       神戸 市中央区元町通り676 5F  平和 友好センター内

                                                                       電 話・FAX (078)351 −0194

NHKは番組改ざんに対する「意見書」 を受け入れ、

番組の検証と永田・長井さんの名誉回復をはかれ

 放送界の 第三者機関である放送倫理・番組向上機構(BPO)は、2009428日、NHK 番組「ETV2001シリ-ズ第2回・問われ る戦時性暴力」に関する「意見書」を発表しました。

 私たち視 聴者はこの意見書に賛同します。そのなかで私たちは、次の点を重要と考えます。

1. NHKが安倍晋三氏らの政治家に対し、事前に同番組の説明を行なったことや、幹部管理職らが番組改変を主導した行為は、NHKの自主・自律の理念に反し視 聴者の信頼を裏切った。政治と放送の距離においてNHKを支えている視聴者 もはっきりと認識できる透明性の高い仕組みと自覚が求められている。

2. NHKが「閉じた態度」を改めること。そのために現場制作者の放送人としての良心、 放送倫理と内部的自由の議論を深め、この問題で得た教訓を、受信料を払っている視聴者へていねいに明らかにすること。

しかし、 NHKは、この意見書を「真摯に受け止める」といいながら、「政治的圧力を受けて内容を改変したり、国会議員等の意図を忖度して内容を改変した事実はな い」と否定しています。こうした面従腹背の姿勢は納得できません。NHKはか たくなな態度を改め、局内では内部的自由の確保と視聴者には誠実な、開かれたNHKとなることを期待します。

<申 入れ事項>

  @ NHKはBPOの「意見書」を誠実に受け止め、実行すること。

    A 「ETV2001シリーズ全4回」と「改変前の、現場が制作した編集版」をオンデマンドに公開し、どこが変わったかを市民が検証できるようにするこ と、また、NHK自身も番組改変を検証し、改変理由を視聴者に説明すること。

     B 番組の改変を告発した長井暁デスク(当時)と裁判で真実を証言した永田浩三チーフプロデューサー(当時)を現場からはずした不当配転の誤りを認 め、名誉回復をはかること。

 お なまえ

 お ところ

 

 

 

 

 

 

 

 


(取扱 団体                 )

NHKへの署名活動を無期限で続けています引き続きご協力を!

署名 第7次分の署名を送りまし た。

累計  4068筆

署名用紙を下記リンクに添付しました。
署名のうえ、ご送付いただけたら幸いです。

署名用紙


 
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